2017 / 10
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今年も、メディア論aのレポート、おもしろく読みました。
中でも数点については読後感がはっきり残ったので、ここに公開します。

08N-TachibanakiA グプタ王朝のナーランダー僧院
五世紀頃北インドのグプタ朝で、壮大な僧院(学問寺)がいとなまれ、それが現代の大学のような雰囲気であったことが、よく分かりました。学生が一万人で教師が一千人も。その上に蔵書が500万冊!
もちろん蔵書の数え方は、いつか私も調べてみますが(現代図書館でも冊数の数え方で違いがでるのです)。手製の「ナーランダー僧院想像図」に惹かれました。僧房に頭を丸めた人が寝ころんでいる姿がよかったです。

07R-YamamotoA サンスクリットと図書館
冒頭に「21世紀型宗教音楽」とあって、サンスクリット文字をデザインに使っているという話に、興をそそられました。さておき。
サンスクリットが主に宗教言語として用いられていたことや、その多様性から、「宗教、科学、文学、美術」などの書物(紙じゃないですね。板とか羊皮紙とか他、要調査です)が造られ、ナーランダー僧院のような所に集められて、図書館があったという可能性に、納得しました。

08N-NakaoY 奈良・平安時代に成立した公家文庫の役割
内容が優れていたということもあるのですが、私が提供した書式にぴったり収めた、まるで優等生(笑)の模範解答のようなレポートに感心したのです。もちろん手書きの石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)想像図にも驚きました。手から巻物を二巻、膝にはらりと落とした倦怠感あふれる貴族の様子がよく分かりました。石上氏は超巨大豪族物部氏につながる家系なのですが、昔の権勢が衰えると、こういう姿になるのでしょうね。

08N-UmekiM 紅葉山文庫
江戸時代にタイムワープしたようなUmekiM君が、紅葉山文庫で書物奉行をしている場面設定ですね。こういう書き方は他所の先生のレポートではどうなるか保証出来ませんが、私はいたく気に入りました。なぜかというと実に単純で、君が書物奉行として当時の仕事ぶりを一つ一つおもしろおかしく描いてくれたので、分かりやすかったのです。上様に乱丁本を差し出して切腹って、司書の仕事もキツイですね。

谷口 敏夫



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