2017 / 10
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記事の掲載が遅くなり申し訳ありませんでした

提出3週間前の授業、この日は前半を回りました。
もうこの時期になると質問が出ることも少ないのですが、
○請求記号の重なり
○雛形情報の薄さ
という2つの質問が多くみられました。

○請求記号
 対象物一つ一つにたどりつけるようにする記号です。いわば住所のようなもの。重なっているものがないかきちんと確認してくださいね。
 そして重なってしまっている場合、「名前の頭3文字」を4文字に増やすことや、区別の出来るような記号を付けるなど、必ず工夫をしてください。

○雛形情報
 対象物によって、情報に偏りはどうしても出てきます。今からでも全然遅くないので集めれるのならば、集めることが一番です。しかし、そこに力を注ぎこみ過ぎて、完成しないのでは元も子もありません
 レイアウト変更や項目の分割など、検討してみてくださいね。

なにはともあれ、あと3週間。
前書きや索引、分類の説明は忘れないように気を付けてくださいね

助勤 吉村



【分類の話】
 もうあと3週間ほどですから、分類の話を簡単にします。
 分類とか区分とかは大昔から偉い賢い人達が考えてきたことなので厳密に定義しだすと、一歩も前に進めなくなります。
 だから、お茶でもすすりながら読んでください。

分類すること
1.目の前にある資料(情報)全体を、分けていくのが区分です。

2.似たもの同士をグループ化して小さな小箱にいれて、その幾つかの小箱同士で似た物を中箱に入れて、……幾つかの中箱同士で似た物を大箱にいれて、幾つかの大箱同士でさらに似た物を巨大箱にいれて、……。最後は一つの大きな大きな箱になりましたと、さ。
 これが分類です。

3.実際には、1と2とを交互に繰り返して、最後は綺麗な分類表になるものです。

4.難しいのは、上記2の分類で、何が、どの点が、どういう見方をしたら似ているのか、違っているのか~別の箱にいれるのか、でしょうね。
 少なくとも箱の大きさが一緒(同一レベル、段階)なら、同一の見方(視点)を使わないと混乱します。

5.その視点は、普通は「科学的根拠」とか「学術的な見方」で定めていきますが、君らの考え方はもっとぶっ飛んでいますから、自由度は高くてよいです。
 科学的には鯨と鰯は別の動物ですが、日常的には「海で泳ぐ動物」と分ける人もいます。その違いを心得ていたなら、視点がぶれない限り、まあ、後者でも良いでしょう(v-39)。

分類番号と請求記号は別のもの

1.日本の殆どの図書館はNDC分類表にしたがって図書を書架に並べたいから(学問分野毎に並ぶ)、請求記号の先頭にNDC分類番号が付いているのです。
 図書を著者名順に並べたい図書館での分類番号(記号)は、氏名を使っています(並べやすいように、ローマ字や仮名で短縮)。この場合、著者名は人為的な分類記号です。

2.分類番号だけで個別化(図書の一冊一冊)するのが困難だから、その後に図書記号(発行年とか、受け入れ順とか、著者名記号、……)を付けて、請求記号としています。

3.個々対象物(図書一冊など)の、
 「請求記号」=分類番号+図書記号

4.図書館では、同じ請求記号があり得ます。それは実際の配架(本棚に本を並べる)作業では、大体似た物が集まれば良いからです。

5.しかしこの教科の課題では、請求記号は唯一性を要求しています。同じ請求記号があってはならない! 
 事情は、これからの時代、コンピュータの中で情報を上手に扱うには、「唯一性保持」がとても大切だからです。
 (極端にいうと、図書情報のDNA判定をしたいくらいの気持ですv-287

まとめ
 まあそういうことで、分類は難しいことも多いのです。
 いや、情報図書館学は実学にしては、背景が深いのです。
 だから、そんな難しい理論理屈を無意識につかって、最後に立派な作品を毎年提出するというのは、奇蹟に近いことです。
 ありがたいことです(合掌)
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