2007 / 07
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18日水曜提出のメディア論レポート、ご苦労さんでした。ざっと100件以上ありましたが、神速で一次評価をすませました。さっそく興味深いものを6件選び発表します。以下に紹介するのは、主にテーマの奇抜さや面白さで選びました。

 なお、テーマ名は各人の課題2からとりました。また正式な成績点は出欠遅刻、その他授業中の◎印などが加減されるので、後日の成績表までお待ち下さい。

07N-Tutida シュメール語とアッカド語
 メソポタミアの楔形文字関連は数点あって、よい成果だったのですが、中でもTutidaレポートは附録にシュメールの楔形文字で私の名前を表記してくれました。感動(笑)。

07N-Nakanisi ナチス党の焚書と図書館:ビブリオコースト
 課題1で秦の始皇帝による「焚書坑儒」、課題2では20世紀ヒトラーの焚書(ふんしょ)を分析しています。焚書は歴史を越えて、独裁者のシンボルだとまとめています。

06N-Mori 結縄文字を共用する文明の因果関係と生じる個々の文化 
未知の歴史でした。インカ帝国のキープ(結縄文字)と沖縄の「藁算」の対比に驚きました。さらに中国ミャオ、さらに邪馬台国の「縄」と気宇壮大なメディア共通性。

06N-Nakamura 修道士と図書の関係
 当時の修道士が、写本作りをする職人的な日常から、徐々に異端書も扱う学者に変化したという説が丁寧に説明してありました。キリスト教からも離れていた可能性ですね。

06R-Asada 写経と仏教のかかわり 
寺社が図書館の機能を持っていたという説が展開されています。巻末には自筆の般若心経・写経が添えられていて、奈良平安時代の雰囲気が濃厚にでていました。

06R-Sima エジプト文明における書記の存在と書記学校について
 パピルス、ヒエログリフを操る「書記」とは生けるメディアであり、王の言葉をエジプト全土に伝える情報伝達手段であるという説が分かりやすいです。


感想
 他にも超マジメな論文スタイルなど、上等なレポートが沢山ありました。紅葉山文庫とか木簡関係にそう言うのが多かったです。マヤもおもしろかった。ありがとう。
 それにしても、幾度か申しましたが、一回生のレポートに水準を超えるものが多く、ほっとしました。時間をかけて丁寧に仕上げたものが多いです。おもしろみでは「?」ですが、規定にしたがって佳い成績が出ます。
 なお、「引用」については若干注意が必要なので、公式blogに記事を載せました。後期に私の「生涯学習概論」や、司書科目を取る方は、特に必読です。
http://blog.koka.ac.jp/mt2/users/kokasisyo/2007/07/post_3.html



谷口敏夫


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1位(95点)-M7「日本髪」
学生順位:1位
谷口&助勤順位:2位
総合点:97.4点

谷口:写真などの典拠が、明瞭に分かるように工夫するとよいです。数点ある「参考」では不足です。
赤枝:とても美しい仕上がりになったと思います。写真索引、英訳が高ポイント。
永井:非常に完成度が高かったです。ビジュアル索引をつけてくれたのがとても良かった。しかし、内容がもう少し充実したものが欲しかったです。

2位(90点)-M9「シェイクスピア」
学生順位:3位
谷口&助勤順位:1位
総合点:92.3点

谷口:索引に傷が少々。軽傷です。
赤枝:シェイクスピアの雰囲気漂う装丁、本編の並びも分かりやすく、利用しやすかったです!
永井:説明・内容・仕上がり・まとまり・索引等どれも素晴らしいと思いました。利用もしやすかったです。

3位(85点)-M2「A catalog of World National Library」
学生順位:2位
谷口&助勤順位:3位
総合点:87.4点

谷口:高く評価すべき点が山盛りですが、索引の傷は「目録」では致命傷です。
赤枝:情報が少ないにも関わらず、図書館の歴史などキッチリ調べられていてよかったです。
永井:このような資料は見たことが無いので、これを作ったことを高く評価します。内容も良かったです。並びが分かりづらく、使いにくかったのが残念です




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1位(95点)-J1「そらそら:天穹書楼閣」
学生順位:1位
谷口&助勤順位:3位
総合点:90点

谷口:しっかりした良いできです。天穹書楼閣の全体が絵になっていたら、もっと感動です。
米澤:装丁においても、中身においても申し分ない出来だと思います。だけど、主張するところは天空図書館なのに、犬さく君になってしまっているのが気になる。
平野:蔵書の詳しい分類、目録が良かったです。犯罪を犯すような若者に向けたサービスで、もう少し強い何かがほしかったです。


1位(95点)-J2「世界図書館」
学生順位:5位
谷口&助勤順位:1位
総合点:89.8点

谷口:徹底的な手書きが成功要因でした。
米澤:連帯機関や絵本紹介などは、どこの班にもあんまりない部分だし、何より装丁から中までとことん“絵本”にこだわっているところが、中身もしっかりしていてよいです。
平野:図書館サービスと対象者の設定がきれいに一致していたと思います。可愛らしい装丁で見ていて楽しかったです。


2位(90点)-J7「Krauter Bibliothec:薬草図書館」
学生順位:2位
谷口&助勤順位:2位
総合点:86.9点

谷口:現実性を感じました。
米澤:10班の中で実際にあったら一番行ってみたい図書館。あったら価値がある=必要性があるというところが◎
平野:訪れる利用者のニーズと館のサービス内容にズレが無いように思いました。植物園、薬草資料館と図書館の強い連携がもう少しあれば良かった。


3位(85点)-J3「Meine Liebe Buche:私の愛しい本」
学生順位:6位
谷口&助勤順位:4位
総合点:71.7

谷口:ドイツ古城の浪漫たっぷりでした。全体にちょっと荒削りですね(笑)。
米澤:最初から最後まで読んでいて、現実に戻される部分がなかった。
平野:全体的に雰囲気が統一されていて良かったです。色々な国の人が訪れるので、蔵書分類はもう少し改善の余地があったのでは


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1.別記事に2007年後期の情報サービスと資料組織1の班長を掲載しました。
2.各班長は固定班員を調整し18(水)午後10時までに、各記事にコメントして下さい。
3.固定班員コメントの形式は以下です。

  S03 05N清水  邦楽 → 05N◎◎(姓だけです)

※固定班員申請コメントを非公開にしている方がいますが、公開にして下さい!!

4.受講生は今後下記記事に追加される内容紹介を事前に良く読み、
 また各班長にテーマ内容などを問い合わせて、
 自分の所属したい班を考えておいて下さい。

5.7月19(木)の後期班分けは、配布済みの以下公式記事を熟読してください。
 http://blog.koka.ac.jp/mt2/users/kokasisyo/
 このうち特に(0)班編制が大切です。



谷口敏夫


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S01 05N小川  ガリヴァー旅行記 固定班員⇒05N有山
「ガリヴァー旅行記」というと児童向けの物語というイメージが強いが、実際に読んでみると決して子供向けの冒険物語ではないことに気付く。「ガリバー旅行記」の作者や年代などの基本的なことから、風刺や児童文学との違い、この作品が書かれた時代のイギリスの政治状況など、様々な方面から知ることのできるものを目指す。

S02 05N近藤  ピーターラビットの作者と作品 固定班員⇒05R中柄
 「ピーターラビット」の作者について、生い立ち・作品を書くきっかけ・生まれ育った土地について・他の作品についてなどの質問を想定し、利用者もピーターラビットの作者について調べている大学生を想定し、レファレンスブックを作成する。

S03 05N清水  邦楽 固定班員⇒05N上山
 日本の伝統音楽(邦楽)の中でも今回は三曲(筝・尺八・三味線)に絞り、それらについてあまりよく知らない利用者が、尺八について知りたい、「春の海」という曲について知りたい、などといったニーズから調べられるようなものを目指す。

S04 05N山村  シルバニアファミリー(ドールハウス) 固定班員⇒05N若林
 シルバニアファミリーとは、動物をモチーフにしたドールハウスである。そのため関連本などが少なく情報を探そうと思っても思うようにいかない。よって、シルバニアファミリーについて基本的なことが知りたいと思った利用者に対してインターネット等からも情報提供できるようなレファレンスブックを作成する。

S05 05R大沢  モナ・リザ 固定班員⇒05R長谷川(ユ)
 世界一有名な絵画である「モナ・リザ」だが、この作品には不可解な点も多い。この絵画にまつわる様々な謎の中でも今回はモデルは誰かという点に焦点をあて、レファレンスプロセスを進めていく。

S06 05R高木  宮本武蔵 固定班員⇒05R佐竹

 宮本武蔵についての卒論を書く学生を想定し、宮本武蔵がどういう人物なのか、最大のライバルは誰なのか、関連する有名な出来事は何なのか、どういった先行研究があるのか等の観点から調べることの出来るものを目指す。

S07 05R松尾  森博嗣のS&Mシリーズ 固定班員⇒05R長谷川(ア)
 ミステリィ作家として有名な森博嗣氏の作品の中でも、今回は「S&Mシリーズ」に焦点をあて、このシリーズの概要、登場する人物についてや人物相関等に関するデータや文献があるのか調べられるようなレファレンスブックを作成する。

S08 05R山路  家紋 固定班員⇒04R久保
 家の独自性を示す目印のようなものである「家紋」について、その基礎知識を得たい、由来を知りたい、意匠について知りたいなどの質問を想定し、「豊臣家の家紋について詳しく知りたい」といった質問などにも答えられるようなものを目指す。

S09 05K光明院 西洋の海賊
 映画の影響もあり最近人気のある西洋の海賊について、その生態、生活、船・船員について知りたいというニーズや、大航海時代の背景、海賊旗の柄、海賊は本当に宝探しをしていたのか、本当にラム酒が好きだったのか、といった観点からも調べられるようなレファレンスブックを作成する。

S10 05F山田  捜神記 固定班員⇒05N前川
 「捜神記(そうしんき)」とは中国六朝時代の志怪小説である。「捜神記」の魍魎の関連話を探したり、日本の古典書物の怪異譚と比較等をしようとしている利用者がその過程で発生するニーズを想定し、いかに必要な資料を提供できるかを考える。


情報サービス助勤米澤・永井


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B01 06N遠藤  新撰組 固定班員⇒06N庵地
 霊山歴史館に訪れたが、展示品の少なさから分類がしづらい事に気付く。そこで新選組専門の博物館を作ったと想定し、再現模型や体験道具などの代替資料、刀や書状などの一次資料を独自の方法で分類する。

B02 06N小川  金田一耕助 固定班員⇒06N土屋
大阪府立図書館では、『金田一耕助』および『横溝正史』の資料は各階に散らばって置かれていた。そこでまず『金田一耕助』に関する図書館を作ったと想定し、金田一作品だけでなく『横溝正史』に関連する資料も扱う。

B03 06N西村  京都国立博物館の絵画 固定班員⇒06N福崎
 京都国立博物館の第9室の水墨画と第10室の絵巻のところで、写真と実物を一緒に展示していたので、分けるという新たな分類方法を提案する。 

B04 06N丸山  横山光輝作品 固定班員⇒06N山岸
 横山光輝の代表作といえば「鉄人28号」「魔法使いサリー」などが挙げられる。内容やジャンルが全く異なる作品を「歴史もの」「SFもの」「少女もの」などに分ける。さらにそれらを細分化していき、利用者への関連作品の提供をしやすくする。

B05 05N若林  近松門左衛門の作品分類 固定班員⇒05N船崎
 現在近松門左衛門の作品は161作品あり「世話物」「時代物」の二つに分類されている。161作品に対して、分類項目が二つしかないというのはあまりにも少ないと考え、まずは「浄瑠璃」「歌舞伎」などから分類していく。

B06 05R稲穂  陰陽師 固定班員⇒19K吉田
 陰陽師に関連する書籍は、一般の図書館では日本史に分類されているもの、伝記に分類されているもの、占いに分類されているものがあり、NDCで分類するには無理がある。そこで、陰陽師図書館を作り独自の分類方法を採用する。

B07 05R加藤  国宝の絵画や太刀 固定班員⇒05R三上
 京都国立博物館では絵画、太刀などのように作品を分類しているが、そうではなく平安時代、江戸時代など作品の種類に関係なく時代順に分類することを提案する。

B08 05R長谷川 文字媒体(大英博物館) 固定班員⇒05R中柄
 大英博物館での文字媒体の基本分類は地域別になっているが、地域別と媒体(メディア)の種類別の両方を取り入れて分類することでさらにわかりやすくなるのではと考え、新たな分類方法を提案する。

資料組織Ⅰ助勤赤枝・古嶋


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7月12日木曜日は、屯所を終日閉室とします。
よって、この日は過去作品の閲覧ができません。
共同演習作品提出前の大変な時期で申し訳ありませんが、ご了承下さい。
過去作品を見たいという方は、この日を外して閲覧に来てください。
宜しくお願い致します。

倶楽部員一同


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作品の受け取りは、7月16日の授業時間内とします。
作品の完成、未完成に関係なく提出をお願いします。
班長さんは、発表時に作品を披露してください。

尚、発表の順番は各班班長さんのジャンケンで決定します。

提出まであと一息です。がんばってください☆


助勤一同


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下記の新しいアドレスで、演習スケジュールを確認してください。

http://blog.koka.ac.jp/mt2/users/kokasisyo/

なお、7月19日に後期の班を決定しますので、充分にスケジュールを読んでください。
夏期をどう使うかは、新班の合議で自由に決めてください。


谷口敏夫


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7月16日(月曜:海の日)は作品提出日です。
各班長は、1分以内で作品の見所を発表してください。
順番は当日決めます。
発表にレジメを使うときは、授業当初に配布し終わってください。
発表のあと、記念写真を作品とともに撮ります。

谷口敏夫


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